人生にはドラマより困難な出来事が起きる。
というか、端から見れば「どうってことない事」でも、
当事者にとっては「ドラマより困難」と思える出来事。
半世紀も生きていれば、私にも人生を揺るがす「ドラマより困難」だと思えるような出来事が、
一つや二つはある。
…いや、三つや四つか(笑)
でも、不思議なことに、四つ目の「ドラマより困難案件」で惑わされている時、
一つ目の「ドラマより困難案件」を忘れているし、
二つ目の「ドラマより困難案件」については、
「ええ~っと…( ;∀;)…何だったっけ?(笑)」と忘れている始末。
ハイヒールモモコ師匠がこんなことを言っていた。
「悩むことあるよ。どうしよう、困ったな、ってことあるけど、…めっちゃ忘れん坊やから人生で六年半物無くして探してる。老眼鏡なんか78個ぐらい無くしてる。」
…それくらいで丁度良いのだね(笑)
【ハイヒールモモコ氏について】50代には、ハイヒールモモコの歩みをリアルタイムで目撃してきた人も多い筈だ。ダウンタウンと同時期にお笑い界に登場し、女子大生リンゴとヤンキーモモコのコンビには、当時は正直あまり心惹かれなかった(ごめんなさい)のだけれど、現在でもお二人はそれぞれのフィールドで活躍もしながらコンビを保っている。そこが、素敵。モモコ氏は結婚し、子育て期、そしてシャネル購買王として世に名を轟かせ、あらゆる所で叩かれていたように見えた。その頃も、正直あまり心は惹かれなかった(すいません)のだけれど、その筋の通った生き方に感ずる所はあった。60代を超えた彼女を一回り程度下から眺めるようになり、モモコ氏のカッコよさが分かるようになってきた。よいお手本だと思う。
私は、暗闇の中に一点でも光が射す所を見つけることができたら力が湧いてくるタイプ。
でも、辛いことがあると、一晩くらいはその「光の一点」が見えてこないことがある。
そんな時には、人に話したり、ドラマを観たり、本をパラパラめくったりする。
そうやっているうちに、小さな「光の点」が見えてくる。
信頼する先輩は、言う。
「時間薬やぞ。事故にあったと思ってじーっとしとればいい。」
そして、その言葉は、真実だと思う。
時間薬という言葉は、「じかんぐすり」「ときぐすり」とも言い、関西では「日にちぐすり」とも言うらしい。
素敵な言葉だなと思う。
西洋医学でも東洋医学でもない、ロマンやファンタジーという言葉もピンと来ない。
けれど、味わい深き真理だと思う。
