光化門の春

まいにちのこと

迷子の末、やっと光化門に辿り着いた。

一週間前に行われたBTSの復活ライブは、光化門から真っ直ぐ伸びる大通りを会場にして開催されていて、私はNetflixでその様子を観ていた。

景福宮、光化門、世界宋大王像という、歴史を伝える物と、高層ビル群が立ち並び、大型ビジョンからは煌びやかな映像が流れる…そして、あれだけのパフォーマンスを魅せる若い世代の国を背負って立つBTS。不思議で魅力的な国、韓国。

そして、一週間後、私は光化門広場に立った。

「春の韓国は花粉や黄砂やPM2.5が酷いから、マスクが離せないよ」と聞いたため、マスクを着けて地下鉄から地上に出たが、憧れの地に来た興奮で「こんなものしておれるか!」と速攻外した(笑)

ライブの名残かな。

暖かい春の日。

世宗大王の銅像を写真撮ったり、李舜臣将軍像のにらみの効いた顔を下から覗き込んだり…。

(李将軍のこの表情は、日本の海軍との闘いに臨んだ時を表現したものらしい。…つくづく歴史を再度学びたい。)

光化門に近づいていくと、見覚えのある横断歩道が!!

後で調べたら、確かにここだったようだけど…もしかしたら違うかも。でも、そうだと思っていれば違っても幸せ(笑)イジュニョク万歳♡

「これ、秘書が通ったとこじゃないの~~~~!!」

(秘書とは韓国ドラマ「私の完璧な秘書」というドラマの登場人物で、秘書と社長がここで抱き合うのです!!これは観た人なら分かち合える興奮!!)

秘書の横断歩道を渡り、門の前に行くと、ちょうど衛兵の交替の儀式を再現するショーの時間。

ふむふむと眺めながら、門をくぐる。

光化門をくぐると、韓服姿の女性達がたくさん行き交っていた。

慶福宮では、韓服を着て入場すると無料とのことで、多くの人が着用して入場するのだという。国を問わず、年齢を問わず、男女を問わず、さまざまな韓国の伝統色(「五方色」というらしい)の衣を着た人達。若い女の子達は淡い色が多く、年齢が高い方は渋く濃い色合いを選んでいたけれど、どの人も素敵だった。

私も、次は着ようかな…と思ったりして。

宮の庭にも、可愛らしい花が沢山咲いていて、

思いもかけず韓国でお花見ができた…今年の春。

女性達の韓服と小さな花々で、私の今年の春は、とびきり可愛い春になった。

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